ブログとホームページでのアクセス解析方法の違いですが、一番大きな違いでいえば、トップページのアクセス解析がブログの場合はやりにくいという点にあるかと思います。
ホームページで作成した場合は、トップページ固定になっているケースが多いですので、検索エンジンから飛んでくるキーワードもある程度は一定になることが多いです。
訪問者の検索キーワードの傾向が一定になっている場合、アクセス解析で訪問者の経路を見ながら、リンク関係やコンテンツ内容を修正することで目的のページに誘導することもしやすくなります。
でも、ブログサイトの場合は、新着記事がどんどんトップページに更新されることになるので、流行のキーワードに対する対応がはやい一方、特定の検索キーワードでは順位がいまいち安定しないことも多いです。
そんなわけなんで、ブログでアクセス解析をする場合は、簡単な傾向だけでもわかれば十分かと思うんですけど、当ブログの場合はグーグルの無料アクセス解析のやつを使っています。
アクセス解析 analytics を blogger に設置
htmlに直接貼り付けるジャバスクリプトのやつなんで、ブログの表示が多少重くなるのかもしれませんが、無料のわりにけっこう高機能だったりして、タグを貼り付けるだけでさまざまなデータを拾ってきてくれます。
ただ、セッションごとの訪問経路など、かなり重要なアクセス解析は analytics ではわからないので、商用ホームページなどでのアクセス解析にはヤフーのアクセス解析の方が使いやすいのかなという気もします。
統計データでの訪問経路がわかっても、個別のケースがわからないと、いまいち意味がわからなかったりするケースが多いです。
あるIPの訪問者が A というページを見て、B ページか C ページに行くだろうと思っていたのに、実際には、適当に作成していた D ページに行っていたとしたら、そのページを修正することでよりよいホームページになるかと思います。
グーグルの analytics では、このあたりの情報がわからないので、訪問者のサイト内での動きを詳細に把握できる点では、Yahoo!アクセス解析の方が便利かと思います。
ただ、ホームページで作成する場合は、レンタルサーバーにログが蓄積されていることが多いと思いますので、あえてアクセス解析ツールを設置しなくても、必要な情報は閲覧できることが多いです。
ログをメモ帳などで一行一行見ていくのは何かと面倒くさいものですので、ffftp などで生ログをパソコン上にダウンロードして、ApacheLogViewer などのツールを使って解析するのが便利です。
ホームページを作成している場合は、生ログを閲覧することができる点に大きな利点があると思いますので、無料ツールとあわせて活用したいところです。