リダイレクトなアフィリエイトリンクの作り方

ブログを作ったらアフィリエイトをする人も多いですが、アフィリエイトリンクとSEO効果は反比例する傾向が強いと思います。

検索エンジンはリダイレクトなリンクが好きではないので、できるだけ301とか2とかでのリンク方法は避け、200OKで返すようにしたいものです。

通常のアフィリエイトリンクは、ASPから広告主へリダイレクトされるのが一般的ですが、だいたいこのような感じになっています。

■ ブログのアフィリエイトリンクをクリック → アフィリエイトサービスのURLへ移動し、広告主のサイトへ302リダイレクト → 広告主のサイト

このリダイレクトは成果を計測するのに必要なものです。

けれども、ブログの引越しなどで行われる通常のリダイレクトとは違い、アフィリエイトリンクの場合は、リダイレクトをする側もされる側にも関連性がなくなってしまいます。

アフィリエイトリンクは最終的には広告主へのリンクだったとしても、直接的にはすべてアフィリエイトASPのドメインへ貼るリンクとなるので、SEO対策上はマイナスの要因に働くのだろうと思います。

加えて、成人向けのコンテンツの場合と同じように、アフィリエイトサイト自体がはじかれるフィルタのようなのもあるかもしれません。

そのようなマイナス要因を避けるため、リンクタグの作り方にひと工夫をしているブログも多いですが、一般的には、間にもうワンクッション挟んでアフィリエイトリンクを貼る方法が多いかと思います。

■ ブログのアフィリエイトリンクをクリック → 自サイト内のURLへ移動し、アフィリエイトリンクへリダイレクト → アフィリエイトサービスのURLへ移動し、さらに広告主のサイトへ302リダイレクト → 広告主のサイト

作り方は、htaccessで302設定をするか、もしくはhtml上のメタタグに0秒refreshでアフィリエイトリンクを指定するとよいかと思います。

この場合は、ふたつのリダイレクトを経由することになりますが、自サイト内のURLをはさむことによって、SEO的なマイナス要因はある程度は軽減されるものかと思われます。

加えて、リンクのURL自体も自サイトが表示されるので、クリック率も多少は改善するはずです。

ちなみに、これらのステータスコードを確認するにはこちらのサイトが便利です。
View HTTP Request and Response Header

ただ、このようなアフィリエイト方法については、ASP側で禁止されているケースも多く、ご遠慮くださいと言われてしまうことが多いです。

また、必ずしもアフィリエイトリンクがSEO的にマイナスになるというわけではなく、関連性の強いアフィリエイトリンクならば、かえって順位が上昇することもあります。

加えて、きちんと計測されていなかったならば、アフィリエイト成果自体が無駄になってしまう可能性もあります。

きついSEO対策をしているのでなければ、普通にアフィリエイトリンクを貼った方がぶなんなのかもしれませんね…。