以前に10ページぐらいで構成したホームページを作ってみたのですが、一年が経過した現在でも、アクセス数がまったくない状態が続いております。
そんなわけで、これにブログでも設置してページボリュームを増やし、アクセスアップをしようと考えてるんですが、こういう場合、サブドメイン形式で作った方がいいのか、サブディレクトリで作った方がいいのか、SEO対策的に判断が分かれるところでもあります。
一般的には、サブディレクトリで作成した場合は同一サイト、サブドメインの場合は別物サイトと見なされる傾向がありますので、ページボリュームや外部リンク対策などで違いが出てくることになるわけです。
サブディレクトリ形式:example.com/blog/
サブドメイン形式:blog.example.com
この場合、メインのホームページの検索順位をあげるのが目的なら、サブディレクトリ形式でブログを設置することをおすすめします。
他方、ブログ自体でもアクセスを稼ぎたいのなら、サブドメイン形式でのブログ作成が効率のよいものと思われます。
例えば、「ページボリューム」について見てみると、サブディレクトリは同一サイトとみなされるので、100記事を更新した場合、既にあるホームページの10記事とあわせて、合計110記事のページボリュームになる計算になります。
一方のサブドメインの場合は10記事のままで変化がないことになるわけです。
ただ、「外部リンク」という点からみると、サブディレクトリで作成した場合はゼロであるのに対し、サブドメインの場合は外部サイト扱いとなるので、100の被リンクを稼げる計算になるわけです。
実際には100記事を作成した場合、カテゴリページや過去ログなども発生しますので、合計でいうとたぶん200被リンクぐらいは稼げる計算になるかもしれません。
ただ、同一サイトからの被リンクは、たくさんあってもすべてはカウントされるわけではないので、実質的に効果の高いものではありません。
なので、既存のホームページにブログを設置する方法としては、サブドメインで作成して重複した被リンクを大量に稼ぐよりも、サブディレクトリで作成して、110ページ程度のページボリュームをとった方がSEO対策的な効用が大きいような気がしてしまうのです。